こわもてを封印、当面はすまし顔―。桃の節句を前に、勝山市の福井県立恐竜博物館で23日、「恐竜ひな人形」の展示が始まった。2体の恐竜がきらびやかな衣装をまとい来館者を出迎えている。3月13日まで。
お内裏さまは肉食恐竜フクイラプトル、おひなさまは草食恐竜フクイサウルス。高さは約1~1・7メートルほどある。行儀よく正座し、普段の恐竜とはちょっと違った雰囲気にイメージチェンジした。
この日は市内の幼稚園児17人が訪れ除幕した。童謡「うれしいひな祭り」を元気に歌い、竹内利寿館長からオリジナルグッズがプレゼントされた。園児たちは2体をじっくり眺め「服がきれい」「かわいい」などと感想を話していた。