おわら資料館で三味線を体験するツアー参加者

おわら資料館で三味線を体験するツアー参加者

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三味線体験が好評 八尾観光協会、通年化へツアー

北日本新聞(2018年11月25日)

 富山市八尾地域中心部の通年観光化を進めるため越中八尾観光協会は、各種体験や試食試飲を取り入れたガイド付き町歩きツアーに力を入れている。おわら風の盆に欠かせない楽器、三味線の体験を目玉にしており、24日のツアーでも人気を集めた。

 八尾おわら資料館(東町)での三味線体験は、市が9月から取り組む同館活性化に向けた社会実験の一環。同協会は越中八尾観光会館(上新町)の風の盆ステージ鑑賞と踊り体験に加え、県民謡越中八尾おわら保存会による三味線体験、酒蔵見学、名物の試食試飲をツアーに取り入れた。

 24日のツアーでは県外から訪れた夫婦2組が三味線体験を希望。地元の保存会員2人が基礎となる演奏を教えた。短時間だったものの参加者からは「難しいけど楽しい」「風の盆に来たくなった」など好評だった。同協会は来年2、3月のツアーでも行う予定。

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