穴水町の公立穴水総合病院の中庭に6日、着色した貝殻を並べてクリスマスツリーなどを表現したアート作品がお目見えした。
二紀会準会員の画家中西真三さん(68)=同町小又=が絵の具で赤や緑などに着色したサザエやアワビ、ホタテの殻約2千個で描き、煙突から飛び出した玉で輝く未来を示した。
中庭に置かれた花の鉢植えが冬場は撤去されるため、窓からの眺めがさみしくならないように中西さんが2年前、貝殻約500個を使って初めて企画。昨年は病気のため制作ができなかった。25日まで楽しむことができ、中西さんは「クリスマスプレゼントとして心を込めた」と話した。