氷見市北八代の箭代(やしろ)神社は28日、初詣客向けに準備した「お鏡あられ」の清祓(きよはらえ)式を同神社で行った。元日午前0時から境内に置き、参拝者が持ち帰ることができる。
お鏡あられは、神社に奉納された鏡餅やお供えのコメで毎年作っており、今回も千袋用意した。高澤正紀宮司(60)が神前に供え、祝詞を奏上しておはらいした。
同神社は、勝利の神とされる葛城襲津彦命(かつらぎそつひこのみこと)を祭神とし、住民のほか受験生やスポーツ関係者もよく参拝に訪れるという。
高澤宮司は「年号が変わる節目の年を新たな気持ちで迎えたい」と話した。