東山１丁目の国重要文化財「志摩」で５日、新春の遊芸が行われ、ひがし茶屋街の芸妓（げいこ）がつややかな舞とお座敷太鼓で観光客を楽しませた。
　真砂美（まさみ）さんの三味線に合わせ、小梅さんとかつ代さんが「一陽来復（いちようらいふく）」と「めでたいな」を上品に舞った後、お座敷太鼓の演奏を披露した。観光客はお座敷太鼓を体験し、金沢に息づく茶屋文化を感じ取った。６日午後３時からも行われる。