高岡市出身の漫画家、故藤子・F・不二雄さんが少年時代に暮らした家の跡に立つ「定塚ギャラリー」(同市定塚町)の今年の定期開館が6日始まり、地元住民や藤子ファンが"年始"に訪れた。
定塚ギャラリーは藤子・F・不二雄ふるさとファンクラブ「Fの会」が運営し、交流施設として2016年にオープン。2階建ての民家に藤子・Fさんが高岡で暮らしていた頃の資料や写真、ファンが贈ったゆかりの品などを展示している。
予約を受けて開館するほか、毎月第1日曜日に開館している。来館者はドラえもんなどのDVDや漫画を楽しんだり、石黒輝義館長やスタッフの案内で館内を見て回ったりした。石黒館長は「今年もたくさん藤子・F・不二雄さんについて学び、語り部として伝えていく活動に力を入れたい」と話した。