福井県奥越地方は雪が降り続き、1月25日には大野市和泉地区にある九頭竜スキー場が例年より1カ月遅れで今季の営業を開始した。オープンから初の連休となった26日は県内外の家族連れら約150人が訪れ、ふわふわのパウダースノーに笑顔があふれた。
昨年12月下旬のオープンを予定していたものの、積雪は10~20センチ程度にとどまりしばらくお預けに。今月25日には平均40センチほどとなり、全8コース(斜度15~41度)のうち6コースをオープンした。
26日は朝から雪が降り続き、積雪は平均50センチに。色鮮やかなウエアの来場者が滑りを楽しんでいた。同スキー場の担当者は「年末年始に営業できず大きな痛手。積雪は例年の半分ほどだが、やっと雪が安定してきた」と胸をなで下ろした。
滑走距離は最大千メートル。3月下旬まで、午前8時半~午後4時半に営業している。