営業初日から4日連続で欠航していた「ほたるいか海上観光」が25日未明、滑川沖で行われ、今季の運航がスタートした。
国内外の観光客35人が市の観光船キラリンに乗り、沖合の定置網に掛かったホタルイカの青白い光を楽しんだ。
海上観光は強風やしけの際は安全を考慮し、中止となる。今季は19日の関係者試乗会は出航したが、営業初日の21日から4日間は欠航が続いた。市によると、平年の出航率は約60%で、昨季は47営業日のうち出航は25日間だった。
事業を運営する市の第三セクター、ウェーブ滑川は今季から、滑川漁協の協力を得て、欠航時でも楽しめる市場見学や桜煮の振る舞いを始めており、参加者に好評となっている。欠航時はほたるいかミュージアムで発光ショーも行っている。