黒部市内を走る富山地方鉄道の電車と一部の路線バスが500円で一日乗り放題になる「黒部ワンコイン・フリーきっぷ『楽駅停車の旅』2020春」(くろワンきっぷ)が14日始まり、電鉄黒部駅で出発式が開かれた。
黒部ワンコイン・プロジェクト実行委員会(菅野寛二実行委員長)と富山地鉄が毎年春と秋に行い、27回目。今回は4月19日までの土、日曜、祝日の計13日間実施する。500円(小学生250円、未就学児無料)で電車の電鉄石田-宇奈月温泉駅間と、路線バスの新幹線市街地線、生地循環線が一日乗り放題になる。
出発式で、菅野実行委員長と村井義治富山地鉄取締役鉄軌道部長があいさつし、NPO法人黒部まちづくり協議会の松下哲也会長と共にテープカット。菅野剛希君(7)と菅野竜誠ちゃん(4)が吉田修造運転士に花束を手渡した。この後、親子らが宇奈月温泉駅行きの車両に乗り込んだ。
期間中は自然観察会(20日)など多彩なイベントがある。同協議会主管、北日本新聞社など共催。