水橋地区をPRするポスターを貼る砺波さん

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漁業のまち水橋知って とやま遊水会地域協、2枚組ポスター制作

北日本新聞(2020年4月19日)

 富山市の漁師らでつくる「とやま遊水会地域協議会」は、水橋地区の魅力を伝える2枚1組のポスターを制作した。地区の特色を写真で表す洗練されたデザイン。「WATER」「BRIDGE」の文字を入れ、並べると「水橋」と読めるようになっている。

 ポスターは、漁業のまちの魅力を県外の人に向けて発信しようと企画した。写真は漁船が進む水橋漁港、白岩川にかかる橋の2枚。水橋地区在住の会社員、砺波範之さん(62)が趣味で撮影した写真を採用し、制作は新潟県のデザイナーに依頼した。

 砺波さんは「水橋は有名な観光地ではないが、日常の風景の中にこそ魅力がある。水橋らしさが伝わるポスターになった」と満足そうに話した。同協議会は水橋の名前を広く知ってもらうとともに、漁業を軸とした観光のPRにつなげたい考え。企画に携わった安倍久智会長(40)は「地域活性化につながるよう活用したい」と力を込めた。

 B2判で約80組を印刷し、先月末にとやま市漁協旧水橋支所などに掲示した。今後は駅や空港、商業施設など人の目に触れやすい場所への掲示を働き掛けたいという。

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