加賀市の片山津温泉観光協会のライトアップイベント「竜神伝説物語第二章」は1日、柴山潟で始まり、湯の街の伝説を幻想的な光と音で再現した光景が観光客の注目を集めた。
湯の元公園から水上にある浮御(うきみ)堂までの約100メートルをライトアップした。浮御堂内には縦約1メートル、横約2メートルのスクリーンが設置され、潟に住み着く大蛇とそれを沈めた弁財天の伝説「竜神と娘」を映し出した。
湯の元公園と浮御堂につながる桟橋にも音楽と連動して点滅する電飾が設置された。同協会の鹿野祐司会長は「柴山潟の冬景色や温泉の魅力を満喫してほしい」と話した。
ライトアップイベントは冬場の片山津温泉の魅力を発信し、宿泊客に夜の街歩きをしてもらうきっかけとする目的で昨年スタートした。第三章まで計画しており、来年も実施する。