穴水町あすなろ広場で21日、地元産カキをドライブスルー形式で販売する「おうちでかき祭」が行われ、新鮮なカキを求める住民の行列ができ、約6400個を完売した。
新型コロナの影響で「雪中ジャンボかきまつり」(北國新聞社共催)が中止となる中、自宅で穴水産のカキを味わってもらい、消費拡大につなげようと県漁協穴水支所と町観光物産協会が企画した。
同漁協牡蛎(かき)部会の生産者14軒が協力し、通常より2割ほど安い3キロ2500円、6キロ4千円で販売した。町内で生産が盛んな能登とり貝のプレゼントも行われた。
穴水町の飲食店と能登ワインの有志でつくる「穴水ロケット」は、穴水駅前で、中島産カキを使った炊き込みご飯や鍋、フライを税込み500円で販売した。カキの産地である町を盛り上げようと企画した。