信州大農学部(上伊那郡南箕輪村)でソバの品種改良などを研究する学生、大学院生約20人が14日、伊那市の高遠城址(じょうし)公園内でそば打ちの「熱血指導」を受けた=写真。
学生らは同市高遠町で今月末に始まる「新そばまつり」で地元の団体を手伝ってそばを提供する予定。自身も大学院で学ぶそば店主山根健司さん(55)が「粉と水は手早くかき混ぜて」などと懇切丁寧に教えた。
学生たちは伝統野菜のトウガラシ2種を使ったメニューも考案中。店長の吉田昂央(あきお)さん(22)は「昨年よりおいしいつゆも開発しています」。地元住民の舌を満足させられるか―。