福井県大野市朝日前坂にある福井和泉スキー場のオープンを控え12月14日、ゲレンデの麓で安全祈願祭が営まれた。関係者約30人が集まりシーズン中の安全と安定した降雪を祈った。18日のオープンを予定している。
神事の後、スキー場を運営する福井和泉リゾートの巣守社長は「お客さまに寄り添いながら精いっぱい営業していきたい」とあいさつした。
ゲレンデの最長滑走距離は約1500メートル。ジャンプ台などを常設したパークや、無料遊具を準備したキッズエリアも設けられている。県の補助を受け昨シーズンに引き続き、県民限定で平日の1日リフト券を半額にする。小学生以下は第1、3日曜をリフト無料とするなどのサービスを準備している。新型コロナ対策も実施し、安心してスキーを楽しんでもらう。
現在、ゲレンデに積雪はないが同社は週末にかけての降雪に期待している。昨季の来場者は1万8千人余り。今季は2万人を目標にしている。