穴水町前波の洲川和春さん(69)と母の年美さん(92)が、色鮮やかなかき餅作りに励んでいる。しま模様や渦巻きが描かれたかき餅は「懐かしい味わい」と評判で、洲川さんは「毎年作りがいがある」と話している。
洲川さんと年美さんは20年ほど前、趣味でかき餅作りを始めた。今年は、もち米約240キロを使って6千枚以上のかき餅に仕上げ、自宅や納屋で乾燥させている。販売はしておらず、住民や親戚、知人らに配っている。
洲川さんは「今年の出来は上等。食べた人が喜んでくれるのでうれしい」と話した。