雪を生かした貯蔵庫「雪室」で保存した勝山産コシヒカリを用いた弁当が3月19日から、土、日曜に数量限定で福井県勝山市の道の駅「恐竜渓谷かつやま」で販売される。関係者は「雪室で寝かせたことで新米の風味が保たれていると思う」とPRしている。
地域活性化を狙いに、市エコミュージアム協議会の食の担当部会が昨夏に続き企画。製造も前回と同じ、協議会メンバーも所属する「縄文の里料理研究会」が担った。
同研究会は「ふるさと茶屋縄文の里」を運営し、郷土料理などを提供している。その腕前を存分に振るい、雪室のコシヒカリを使ったおにぎり2個のほか、フキノトウの天ぷら、勝山水菜のおひたしなど旬の食材を使ったおかずを詰めた弁当を仕上げた。食材は季節に合わせて変更するという。
価格は一つ650円で、1日当たり15個を用意する。雪室のコシヒカリがなくなり次第終了する。問い合わせは「ふるさと茶屋縄文の里」=電話0779(88)3666。