ジェラートを紹介する杉野部長(左)ら女性部メンバー

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卵ジェラートいかが 小矢部の特産生かし商工会女性部開発

北日本新聞(2022年4月9日)

 小矢部市商工会女性部は、16日の「おやべ桜まつり」で市内産卵としょうゆを使ったジェラートを初めて販売する。卵の濃厚な味わいにしょうゆのキャラメルソースでアクセントを加え、食べやすく仕上げた。特産をアピールし地域活性化につなげる。

 ジェラートは小矢部市商工会女性部が昨年5月から開発を進め、2月に県内の商工会女性部が特産品を使ったジェラートを競った「ご当地ジェラートグランプリ」で「富山の遊び賞」に選ばれた。

 グランプリに向けてアイデア段階で材料の候補だったバラ、ハトムギ、卵の中から、県内最大の鶏卵産地という市の特色を生かし卵を選んだ。昨年1月に市内養鶏場で鳥インフルエンザが発生し、生産者応援の気持ちも込め活用した。牛乳に卵を混ぜてジェラートにし、しょうゆのキャラメルソースをトッピングした。しょうゆは県産丸大豆の本醸造を使用した。

 8日はメンバーが市商工会館で桜まつりの打ち合わせをした。当日はジェラートを300個用意する。価格は1個300円で、桜まつりのチラシを持参すれば100円引きとなる。

 今後は市内のイベントで販売していきたいという。杉野朋子女性部長(62)は「子どもからお年寄りまで、食べた人が幸せな気分になり、市全体が元気になっていけばうれしい」と話す。

 桜まつりは市制60周年を記念し、市商工会小矢部支部(中嶋秀明支部長)が市民交流プラザ前で開く。市内飲食店がテイクアウトの弁当などを販売する。

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