白山商工会(白山市)は7日までに、白山麓地域にあるカフェを紹介する「白山麓カフェマップ」を制作した。徐々に増えているカフェの魅力をPRし、白山白川郷ホワイトロードの全線開通などを控え、行楽シーズンを迎えている白山麓を盛り上げる。
商工会によると、白山麓ではここ数年、年に1、2軒のペースでカフェの開業が続いている。徐々に増えている店を知ってもらい、地域への誘客や盛り上げにつなげようとマップを作成することにした。
マップはB5判で、白山麓5地域で営業する16店舗を掲載した。今年オープンしたばかりの焼き菓子店やこだわりのコーヒーを提供する喫茶店のほか、移住者が営む店や地元の特産品を扱っている店舗などを幅広く集めた。
1万部作成し、市内の道の駅や観光施設などで配布している。担当者は「『こんなにお店があったんだ』と驚きの声も寄せられている。カフェとともに観光シーズンの白山麓を楽しんでほしい」と話した。