福井県大野市の平成大野屋結楽座と洋館に、さまざまな色や柄の日本手拭い約200枚がつるされている。ひらひらと風に揺れ、訪れる人に涼を与えている。10月2日まで。
結楽座の和の雰囲気と日本の夏の風情を感じてもらおうと、市と市観光協会、平成大野屋が昨年から行っている。
結楽座の40メートルの回廊部分と洋館のテラスに、緑の唐草模様や紺の矢がすり柄といった伝統的な模様から、招き猫、エビ、カエルなどのかわいらしい柄まで約50種類がつるされている。
家族で訪れた岐阜県からの観光客は「いろんな色があって子どもも楽しんでいた。青っぽい色が多く、涼しさを感じた」と話していた。
手拭いは、結楽座と市観光協会で1枚500円で販売している。