写真家の川島小鳥さん(東京)の写真展「たくさんの今たち」が1日、富山県高岡市福岡町福岡新のミュゼふくおかカメラ館で始まり、みずみずしい感性で一瞬を切り取った500点が並ぶ。6月11日まで。
川島さんが17歳で撮り始めた1997年から今年までの写真を10のテーマごとに展示した。佐渡島に住む女の子を撮った写真集「未来ちゃん」の作品や、俳優の仲野太賀さんと台湾の女優ヤオ・アイニンさんがつくる空気感を捉えた写真を紹介。県ゆかりのモデルKeigo Okazakiさんを被写体に北海道で撮影した作品もある。来館者は優しさあふれる世界に浸っていた。
初日は川島さんのギャラリートークがあり、大勢のファンが熱心に聞き入った。
5月5日にもギャラリートークがある。月曜休館。北日本新聞社共催。