3月の桃の節句に向け、富山市古沢の富山ガラス工房で、企画展「ガラスのお雛様(ひなさま)展」が開かれている。透明感のある多様なひな人形が並び、訪れた人の目を引いている。3月3日まで。
10年以上前から続く恒例企画で、同工房に所属するガラス作家ら16人が出展。毎年人気を集める古風なデザインのひな人形から自宅でも扱いやすいモダンな作品まで約150点が並ぶ。
ひな人形の他に、ガラスで作られたぼんぼりやジュエリートレーなども紹介している。
同工房の担当者は「自分への贈り物としても楽しめる作品がそろっている。ガラスを通して明るい気持ちになってほしい」と話した。