福井県永平寺町の曹洞宗大本山永平寺で28日、3月1日に開かれる「永平寺ライトアップ 冬の燈籠(とうろう)まつり」のPR隊が17日、福井新聞社を訪れ、多くの来場を呼び掛けた。
永平寺の山門や鐘楼塔など五つの伽藍(がらん)を両日とも午後6時から同8時までライトアップ。普段は立ち入ることができない外拝観ルートを開放する。28日午後6時半からは、山門の祭壇に灯籠を飾り、東日本大震災からの復興支援などを願う万灯会(まんとうえ)が行われる。両日とも、しょうが湯と涅槃(ねはん)団子が振る舞われる。
主催する永平寺門前観光協会と町観光物産協会の3人が訪れた。酒井圭治・町観光物産協会専務理事は「伽藍のライトアップと響き渡る経が生み出す厳かな雰囲気をぜひ味わってほしい」とPRした。
灯籠(1基千円)の事前申し込みは、永平寺町観光物産協会=電話0776(63)1188。