分かりやすい語り口に聴く人が引き込まれた「善光寺参りの絵解き」

分かりやすい語り口に聴く人が引き込まれた「善光寺参りの絵解き」

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歴史や信仰、絵解きで解説 善光寺門前で始まる

信濃毎日新聞(2015年4月8日)

 善光寺御開帳に合わせて、長野郷土史研究会(長野市)が計15日間開く「善光寺参りの絵解き」が7日、長野市内で始まった。数々のエピソードを今に伝える善光寺参りの歴史の厚みと信仰の深さに触れてもらおうと、5月下旬までに善光寺門前の3会場で開かれる。

 この日は同市岡田の八十二別館スペース82で同会副会長の小林玲子さん(63)と青年部長の小林竜太郎さん(37)が口演し、2回合わせて約50人が耳を傾けた。

 100を超える説話の登場人物らが描かれた絵解き図を指し、信仰心の厚い小僧を善光寺参りに行かせようとした「味噌(みそ)すり地蔵」、不信心を戒める言い伝え「戒壇巡りで犬になった伊勢の男」など計6話を五七調の心地よい語り口で披露した。

 うなずきながら聞いていた同市安茂里の女性(92)は「地元にいながら全然知らないことが多いんですね」と感心しきり。「私のじいちゃんもこうした話が好きでした」と話し、絵解き図を間近に手を合わせていた。

 会場隣のギャラリー82では、絵解き図の原画を描いた市内の絵師尾頭(おず)(山口佳祐)さん(28)の個展も12日まで開いている。原画の創作過程が分かる下絵などの資料も展示。入場無料。

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