八ケ岳山麓の若手農家やクラフト作家有志による恒例の野外市「八ケ岳マルシェ」が21日、原村の八ケ岳自然文化園イベント広場で始まる。10月まで毎月第3日曜に開催し、原村、富士見町、山梨県北杜市の約20組が出店する。
初日は、コメや豆、手作りのお菓子、スープ、自家焙煎(ばいせん)のコーヒーといった飲食の店のほか、フェルトのポーチやキーホルダー、手作りのせっけんやキャンドル、木の器などのクラフト店が並ぶ予定。時間と手間をかけたこだわりの品々が楽しめる。
「マルシェ」は、八ケ岳山麓の自然環境から生まれた農産物や雑貨をより多くの人に知ってもらおうと始め、今年で6年目。有志代表で、コメと豆を出品する農業の皆川枝美さん(34)=原村=は「参加店が少しずつ増え、品ぞろえも充実してきた。多くの人に見に来てほしい」と話す。
各日とも午前10時〜午後3時に開く。雨天の場合は屋内で開催。問い合わせは皆川さん(電話090・8381・4144)へ。