下諏訪町の諏訪大社下社秋宮近くにある町営ふれあい広場秋宮スケートリンクが16日、今季の一般開放を始めた。初日は下諏訪北小学校の2年生34人が体育の授業で訪れ、スケートを楽しんだ。
秋宮リンクは1909(明治42)年開設。広さは約千平方メートルで、岡谷下諏訪広域シルバー人材センターの会員が管理している。今季は昨年12月に水を張り、最近の冷え込みで氷が厚みを増した。リンク中央付近では15センチほどの厚みという。
下諏訪北小の児童は恐る恐る立ち、転びながらも立ち上がっては笑顔で滑った。高木羽埜(うの)さん(8)は「すーっと進んで楽しい。10回くらい転んだけど、だんだんうまくなった」と話した。
リンクを整備する島津栄一さん(81)=下諏訪町=は「子どもたちの笑顔を待ちに待っていた。リンクを準備してきたかいがある」と話していた。一般開放は午前8時~11時半で無料。2月11日までの予定。