諏訪郡原村の八ケ岳自然文化園で18日、「八ケ岳クラフト市」が始まった。県内外から工芸作家ら120組が集まり、テントで作品を展示即売している。20日まで開く。
木工や陶芸、ガラス細工、彫金、皮革加工など手法はさまざまで、作品はアクセサリーやかばん、ランプシェード、食器、和紙で作った帽子まで多種多様だ。木工や似顔絵を体験できる店もある。
秋田県大館市から参加したガラス作家滝川ふみさん(40)は原村での出店は初めてといい「爽やかで気持ちがいい」。クラフト市は今年10年目。実行委員長を務める茅野市の木工作家村井昭夫さん(67)は「作家の技術向上の場へと、催しを育てたい」と話していた。