赤岳頂上山荘で販売しているネパール製の防寒着。色とりどりの品が並ぶ

赤岳頂上山荘で販売しているネパール製の防寒着。色とりどりの品が並ぶ

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ネパールの防寒着好評 八ケ岳の赤岳頂上山荘

信濃毎日新聞(2015年8月11日)

 八ケ岳連峰の最高峰・赤岳(2899メートル)の頂上脇にある山小屋「赤岳頂上山荘」で、ネパールから仕入れた防寒着が売られている。頂上山荘と同じグループで、赤岳と権現岳(2715メートル)を結ぶ尾根上の「キレット小屋」を切り盛りする清瀬真一さん(37)が、登山でネパールを訪れた際に購入し、頂上山荘で販売。収益は、グループの山小屋で使うヘルメットやザイル、ビーコン(電波送受信機)など救助用具の購入に充てている。

 ヤクの毛皮でできたマフラーやショール、羊毛を手編みした手袋、帽子、マフラーなどが並ぶ。カラフルだったりモノトーンだったり、デザインは多様で価格は千〜3千円。初夏や秋によく売れ、日常生活での外出用に買い求める人もいる。

 清瀬さんは6年ほど前からヒマラヤ登山に挑戦。ネパールで見た衣料品が気に入り、日本で販売したいと思った。これまでに3回出掛け、その都度現地の業者に発注して空輸で取り寄せ、ヘリコプターで山荘に運んで販売。救助用具は随時買い足し、各山小屋に備えている。

 ネパールでは4月に大地震があり、清瀬さんも現地の知人の安否確認などに追われた。被災地を支援したい思いはあるが、「日本の山岳救助に役立てる趣旨を曲げたくない。販売と支援は切り離して考えている」と話す。来年12月にヒマラヤ登山へ行く際、義援金を届けるつもりだ。

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