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EVで観光地周遊、諏訪地方モデルに 県がプラン作成へ

信濃毎日新聞(2015年9月4日)

 県が本年度、電気自動車(EV)を使った観光地の周遊プランを作る事業を始めることが3日、分かった。EVのレンタカーと宿泊をセットにしたプランを旅行業者などに販売してもらうことを想定しており、二酸化炭素(CO2)削減と滞在型観光の促進を目的とする。CO2削減の一環として宿泊業者向けに薪ストーブの普及も同時に進める。充電設備が比較的多い諏訪地方をモデルに来年度以降の実現を目指し、将来は全県に広げたい考えだ。

 旅行業者やレンタカー業者、諏訪地方の観光関係者を交えた協議会を近く設け、本年度は必要な充電設備の数や位置の調査を始める。観光関係者らはプラン作りにも加わる。事業は国の補助を受ける見通しで、県は県会9月定例会に提出する本年度一般会計補正予算案に経費を盛る方針だ。

 県によると、諏訪6市町村には、建設中も含めて計73の充電設備があり、充電環境が県内でも比較的整っている地域。白樺湖や霧ケ峰などの高原を経て、茅野市と美ケ原高原を結ぶ県道「ビーナスライン」も観光客に人気で、モデル地区に選んだ。

 併せて進める薪ストーブの普及では、宿泊施設で導入の壁になっている初期費用を低減するリース制度や、薪や原木を供給する「薪ステーション」の設置などを検討する。

 県は、EVと薪ストーブは自然が豊かな信州のイメージに合うとし、新たな観光誘客につなげるとしている。

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