朝露にしっとりとぬれて、水滴をまとったマツムシソウ=4日、小諸市の高峰高原

朝露にしっとりとぬれて、水滴をまとったマツムシソウ=4日、小諸市の高峰高原

長野県 上田・小諸 花・紅葉

花に朝露、秋の足音 高峰高原のマツムシソウ

信濃毎日新聞(2015年9月5日)

 小諸市と群馬県嬬恋村にまたがる標高約2千メートルの高峰高原は4日、マツムシソウが朝露にしっとりとぬれて水滴をまとい、日に日に秋の気配が濃くなっている。

 虫の音が響く草原にはマツムシソウのほか、濃い紫の花をつけたオヤマリンドウも満開だ。浅間山麓国際自然学校の代表理事の橋詰元良さん(52)によると、開花が例年に比べて1週間ほど早く進んでいる。

 散策をしていた青木村殿戸の花見正人さん(73)は、「風もすっかり秋めいて、歩くのが気持ち良い。カラマツ林の紅葉もはやく見たいですね」と話した。

 咲き始めが遅かった場所もあり、「今年は猛暑かと思えば、急に涼しくなったりで花もいつ咲こうかと迷っているようだ」と橋詰さん。マツムシソウは9月中旬まで、リンドウは9月いっぱいは楽しめそうだ。

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