唐門上空から見た建物群の再現画像が流れるタブレット端末=3日、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

唐門上空から見た建物群の再現画像が流れるタブレット端末=3日、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

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タブレットで大名館鑑賞 朝倉氏遺跡、実証実験開始

福井新聞(2015年10月4日)

 福井市の一乗谷朝倉氏遺跡内で、かつての戦国大名の館などがタブレット端末の画面に登場するシステムの実証実験が3日、始まった。端末は11月29日までの土、日曜と祝日に観光客に無料で貸し出す。市は「遺跡の魅力を深く知ってもらい、リピーターを増やしたい」と期待している。

 市が県の支援を受けて展開する「史跡電脳復原事業」で、来年4月から遺跡一帯の観光案内に本格導入する。一部のコンピューターグラフィックス(CG)は未完成ながら、大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペーン」が始まったことに合わせ、観光の呼び水にしようと実証実験をスタートした。遺跡のシンボル的な存在の「唐門」周辺での案内に役立てる。

 唐門や館跡に端末をかざしてスイッチを押すと、案内音声とともに、CGを駆使した建物の画像などが登場。場所によって、実写の山々を背景に館が浮かび上がったり、空中から見下ろした建物群の動画が流れたりと、変化に富んだ往事の姿がデジタル技術で再現される。

 実験では5台のタブレット端末を用意、訪れた人たちに貸し出す。早速端末を借りて遺跡を散策した勝山市の男性(65)は「臨場感があって良かった。ほかの観光地にも導入するといい」と満足そうだった。

 市では「今回の実験を踏まえ、使った人の意見も取り入れて改良につなげる」としている。来春の本格導入時には40台のタブレット端末を準備するという。

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