空気で膨らませた「モバイルプラネタリウム」。内部の天井に天体を映し出す=茅野市役所

空気で膨らませた「モバイルプラネタリウム」。内部の天井に天体を映し出す=茅野市役所

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出張OK!プラネタリウム 茅野の博物館が導入検討

信濃毎日新聞(2015年10月28日)

 茅野市豊平の市八ケ岳総合博物館が、移動式のドームに星空を映す「モバイルプラネタリウム」を来年度から導入しようと検討している。固定式の施設を造るより安価で、小中学校や保育園に出張できる。学校現場と連携を強め、1988(昭和63)年の開館以来、大幅に変更していない展示に新たな要素を加える狙いもある。若宮崇令(たかのり)館長(72)は「子どもたちが宇宙に興味を持つきっかけにしたい」としている。

 モバイルプラネタリウムは、都内のソフトウエア開発会社が販売している製品。直径約5メートルの樹脂製ドームを空気で膨らまし、投影機で内部に天体を映す。専用ソフトを使い、天体の軌跡を表示したり、惑星間の高速移動を疑似体験したりできる。首都圏などの自治体が教育用に導入している事例は多いが、県内での導入例はないという。

 プラネタリウム設置は、市内の教育関係者らでつくる同博物館協議会が2013年にまとめた報告書で市教委に提言していた。同館は市の来年度一般会計当初予算案づくりで設備一式の年間レンタル料として130万円を要求。当面は5年間のレンタルを想定している。

 若宮館長らは27日、市役所で市幹部に利用計画を説明。天体の投影を見た柳平千代一市長は取材に「(来年度から)導入したい」と述べた。

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