タブレット端末を使い、モバイル決済を実演するスクエアの社員

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外国人客らに対応へ「モバイル決済」講座 県と原村商工会

信濃毎日新聞(2016年1月29日)

 県と原村商工会は27日夜、スマートフォンやタブレット端末を使い、客の支払代金をクレジットカードで決済できる「モバイル決済」について学ぶ講座を村商工会館で開いた。クレジット払いを求める外国人観光客の増加や、春の諏訪大社御柱祭の観光客への対応も視野に開催。約20人が参加し、モバイル決済の利点などを学んだ。

 県サービス産業振興室の担当者は、外国人観光客が日本でクレジットカードを利用できず不便に感じることが多いと説明。モバイル決済は通常のクレジットカード決済と比べ、高額な端末機器を購入する必要がなく、初期経費や維持費が安い―とした。

 モバイル決済大手スクエア日本法人(東京)の広報担当者は、タブレット端末に小型のカード読み取り機を取り付けて利用法を実演。「スマホやタブレットがあればどこでも利用できる」と紹介した。

 原村で自動車整備工場を営む伊藤智博さん(40)は「県外の観光客が脱輪などのトラブルを起こし、救助に行った際にモバイル決済ができると便利だと思った」と興味を示していた。

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