JR茅野駅西口に綱としめ縄飾りを取り付ける神綱会の会員ら

JR茅野駅西口に綱としめ縄飾りを取り付ける神綱会の会員ら

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JR茅野駅に元綱のレプリカ 御柱祭の雰囲気感じて

信濃毎日新聞(2016年2月2日)

 茅野市中大塩の住民有志でつくる「神綱(じんつな)会」は31日、諏訪大社御柱祭で御柱に付ける「元綱」を模した綱を茅野市のJR茅野駅西口に飾った。御柱祭を見に訪れる観光客に楽しんでもらおう、と市観光協会を通じて寄贈。下社の里曳(び)きが終わる5月中旬ごろまで飾る予定だ。

 長さ16メートル、重さ約200キロ。西口入り口に足場を組み、会員20人がかりで飾り付けた。「綱の長さ、太さをより感じてもらえるように」と、とぐろ巻きにせず、広げて設置。長さ3・5メートル、重さ約50キロのしめ縄飾りも用意し、綱の中央部分に配置した。

 同会は前回2010年御柱祭に合わせて発足。会員は30〜50代の男性約40人だ。会員の田で収穫した稲わらでしめ縄飾りを作り、地元の神社に奉納している。今回寄贈した綱は、昨年12月に会員や中大塩の区民らで作ったという。

 茅野駅長の小松孝行さん(57)は「予想以上の立派な綱で驚いた」。同会会長の吉田克人さん(61)は「綱を間近に見て、御柱祭の雰囲気を感じてほしい」と話していた。

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