岡谷市の菓子製造販売「ヌーベル梅林堂」は13日、同社の焼き菓子「くるみやまびこ」が食品や酒類の国際的コンクール「モンドセレクション」(本部・ベルギー)で11年連続の最高金賞を受賞したと発表した。初出品の「すわくるみキャラメル・万治の石仏」も銀賞を獲得した。
くるみやまびこは1985(昭和60)年から販売している主力商品。クルミ入りのキャラメルをクッキーで包んで焼き上げ、1日約6千個を製造している。同社管理部の小平吉彦部長(37)は「こだわりが認められてうれしい。原材料の価格が高騰しても材料にはこだわってきた」。製造課主任の塚田奈々子さん(26)は「作業工程に携わる一人一人が正確にレシピに沿い、品質を維持するよう意識してきた」と話した。
「万治の石仏」は2年ほど前に発売。くるみや白あん、ペースト状の黒ごまを混ぜてもなかの生地で包んだ。1個150円(税別)で、サービスデーの6月10日は1個100円(同)で販売する。