イルフ童画館で始まった石黒さんとヒグチさんの企画展。猫の人形が出迎える

イルフ童画館で始まった石黒さんとヒグチさんの企画展。猫の人形が出迎える

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妖怪や動物、独特な世界 岡谷・イルフ童画館で企画展

信濃毎日新聞(2016年9月10日)

 岡谷市中央町のイルフ童画館で9日、ともに画家の石黒亜矢子さん、ヒグチユウコさんの企画展が始まった。妖怪や動物を擬人化して緻密な筆遣いで表現する独特な世界は、市出身の童画家武井武雄の作品と共通するという。絵本や小説の挿絵の原画を中心に約200点が並ぶ。

 石黒さんは、作家京極夏彦さんの小説の装丁画を手掛けている。伝承または自ら想像した妖怪を描いている。展示では、京極さん作の絵本「とうふこぞう」の原画も紹介。西遊記のキャラクターをモチーフにしたタブロー画の大作も並ぶ。

 ヒグチさんは、擬人化したユニークな表情や動きの猫の絵で知られる。企画展を記念し、童画館で先行販売される新作「すきになったら」の原画もあり、ワニと少女が心を通わせる物語をペンと水彩で表現。ヒグチさんは「何かを思い続けることに挑む姿を描いた」と話す。

 童画館は「飛び抜けて優れた2人の世界観を比べながら楽しんでほしい」と呼び掛けている。石黒さんとヒグチさんが描いた土人形が当たる抽選会もある。問い合わせは童画館(電話0266・24・3319)へ。

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