諏訪市教育委員会は４月２９日、２０１５年７〜１２月に国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に滞在した川上村出身の宇宙飛行士油井亀美也さんの講演会を市文化センターで開く。油井さんは「宇宙で気づいた大切なこと」と題し、１４２日間に及ぶＩＳＳ滞在で感じたことなどを話す。事前申し込み制で、４月１７日必着で聴講者を募っている。

　同センターの開館４０周年記念事業の一環。諏訪６市町村や信州大工学部（長野市）が小型ロケットの開発に取り組むなど、地元で宇宙への関心が高まっており、幅広い年代に興味を持って聞いてもらえるとして、油井さんに講演を依頼した。市教委生涯学習課は「油井さんの話で夢や希望を感じてもらい、文化センターにも親しみを持ってほしい」としている。

　市内外の小学生以上が対象で、午後１時半から。聴講無料。往復はがきで「〒３９２―００２７諏訪市湖岸通り５の１２の１８諏訪市教育委員会生涯学習課『宇宙飛行士講演会』係」へ申し込む。往信用はがきの裏面に希望人数（５人以内）と氏名、年齢（小中高生は４月以降の学年）、代表者の郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入。返信用はがきの表面に代表者の郵便番号、住所、氏名を書く。応募は１人１通。応募者多数の場合は抽選となり、返信用はがきで結果を通知する。問い合わせは同課（電話０２６６・５２・４１４１）へ。