「昭和」や「ハーコット」などさまざまな種類のアンズが並ぶ横島物産の店舗

「昭和」や「ハーコット」などさまざまな種類のアンズが並ぶ横島物産の店舗

長野県 長野市周辺 特産

千曲に今年もアンズの香り 収穫最盛期「旬の味いかが」

信濃毎日新聞(2017年7月6日)

 千曲市特産のアンズの収穫が最盛期を迎えた。ながの農協ちくま営農センター(千曲市)などによると、収穫時期が早い「平和」や「信山丸」などのわせ品種は天候不順による不作や生育の遅れが目立ったが、晩生種の「ハーコット」や「信州大実」が比較的順調に色づいてきたという。

 自社栽培のアンズを販売している同市森の横島物産の店頭には5日、わせや晩生の品種が所狭しと並んだ。遠方からも次々と客が訪れ、甘い香りを放つ実を買い求めた。

 長野市上松の主婦須藤宇良(うら)子さん(76)は、「昭和」を10キロ購入。十数年前から森地区で買ったアンズで1年分のジャムを作っているといい、「今年は不作だと聞いていたから、買えてよかった。手間はかかるけれど、ジャムを作るのが楽しみ」と喜んでいた。

 横島物産の横嶋孝子さんによると、出足は遅かったが、雨が降ったこともあり、先週ごろから生育が進んだという。「まだまだおいしい実が食べられるので、旬の味覚を味わってほしい」と話していた。同農協によると、今月中旬ごろまでは楽しめそうという。農協では贈答用の予約は既に締め切っており、森店で直売している。

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