諏訪の最低気温が今季最低の氷点下9・3度と冷え込んだ13日、諏訪湖の湖面が広く凍り、全面結氷が近づいた。ただ、氷がせり上がる「御神渡(おみわた)り」の記録や認定を担う諏訪市の八剣(やつるぎ)神社の宮坂清宮司(67)らが早朝に観察した際、氷が張らず沖に波打っている箇所を確認。宮坂宮司は「全面結氷は、14日に期待したい」と話していた。
13日は宮坂宮司や氏子総代の10人ほどが午前6時40分すぎから、諏訪市豊田の湖岸で観察。岸近くには厚さ約1センチの氷が張っていたものの、双眼鏡で確認した中心部は波打っていた。日中は気温が上昇して氷が解け、波打つ場所も目立った。