富士見町内のレストランや菓子店などが町産の高原野菜を使ったメニューを提供する「信州富士見町高原野菜グルメサミット」が1日、各店で始まった。地元の高原野菜をPRし、地域のにぎわいにつなげる試み。6回目の今年は22店が参加し、9月30日まで、町の食の魅力を発信する。
町特産の茎の赤いルバーブ入りのアップルパイや、具にナスやズッキーニ、セロリを使ったスパゲティなどがある。富士見高原リゾートにある「八峯苑(はっぽうえん)鹿の湯レストランなでしこ」は初めて参加し、赤いルバーブで作った桃色のタレで味わう「健康しゃぶしゃぶ」を提供する。支配人の賀来寿彦さん(46)は「ヘルシーなタレで地元の野菜を食べてほしい」と話す。
期間中に参加店で飲食し、3店分のスタンプを集めると、抽選で22人に2千円分の食事券が当たるスタンプラリーも実施する。食事券は参加店でのみ使える。応募はがき付きのガイドブックは、各店や町役場などで入手できる。問い合わせは町産業課(電話0266・62・9342)へ。