現代工芸美術家協会福井会展(福井新聞社共催)が5月9日から、福井新聞社・プレス21で開かれる。4月に東京で開かれた第59回日本現代工芸美術展の出展作を中心に、陶芸や漆、籐(とう)、木工などの県内作家が立体、壁面作品約30点を並べる。16日まで。
プロの職人の顔を併せ持つ作家から、趣味の域を超えて技術と芸術性を高めた女性作家まで、多様なメンバーが切磋琢磨(せっさたくま)。伝統技法を駆使しながら、現代的なデザイン感覚が息づく作品を生み出している。
40周年の昨年はコロナ禍で開催できず、本紙での紙上展という形で作品を発表したメンバーたち。満を持して作品を披露する。午前10時から午後6時まで(16日は午後5時まで)。入場無料。