来年4月5日~5月31日の善光寺(長野市)御開帳に向け、善光寺御開帳奉賛会(事務局・長野商工会議所)は20日、東京・銀座の県の情報発信拠点「銀座NAGANO」でPR活動をした。
長野郷土史研究会副会長の小林玲子さん(62)は「善光寺参り絵解き図」を使い、絵解きを披露。参道の敷石を寄進した江戸の商人の話など寺にまつわる言い伝えを話した。善光寺法務局次長の小林順彦(じゅんげん)・本覚院住職(49)は善光寺が庶民の寺、女人救済の寺として信仰されてきたと紹介。門前の町おこしなどに取り組む編集企画室ナノグラフィカ(長野市)の増沢珠美さん(44)は門前で古い建物を改修し、営業を始める喫茶店などが増えていると説明した。
松本市出身の公務員横内達哉さん(48)=横浜市=は「新鮮な情報があった。あらためて御開帳に行きたいと思った」と話していた。