かほく市特産のサツマイモ「かほっくり」を使った干し芋作りが3日、同市大崎の作業所で始まった。大崎甘藷(かんしょ)生産組合の8人が今月中旬の出荷開始に向け、蒸したサツマイモを乾燥させる作業に追われ、作業所に甘い香りが漂った。
組合員は、かほっくりを約1時間半蒸した後、皮をむき、短冊状に切ってケースに並べ、乾燥機に入れた。この後、2~3日、天日干しして素朴で懐かしい味に仕上げる。
価格は1袋150グラム入り400円程度となる。今年は、昨年よりも500袋多い過去最多となる4千袋の販売を目指す。県内のスーパーやJA直売所、道の駅高松などで取り扱う。