新たに導入される鮮やかなブルーの福井鉄道の「FUKURAM」=5日、越前市北府2丁目

新たに導入される鮮やかなブルーの福井鉄道の「FUKURAM」=5日、越前市北府2丁目

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「FUKURAM」 福井鉄道、新車両第2弾

福井新聞(2015年2月6日)

 福井鉄道は18日から、福武線に次世代型低床車両「FUKURAM(フクラム)」の2編成目となる新車両を導入する。福井の海や空をイメージしたさわやかなブルーを基調にしたデザイン。5日に越前市北府2丁目の車両工場に搬入された。

 新車両は、2013年3月に導入したオレンジ色の1編成と同じF1000形。3両編成で定員155人。丸みを帯びた車体に大きな窓を備えたフォルムが特徴で、窓の周りに黒、車体下部にシルバーのラインが入り、近未来的なデザインになっている。

 新潟県の製造工場から5日早朝、新車両を載せたトレーラー3台が工場前に到着。午前8時から福井鉄道の作業員らがクレーン車2台を使い、1両ずつレールに下ろして連結、けん引車で工場内に移動した。

 11~14日に試験運転を行う。ダイヤは固定せず、朝夕を中心に1日4~5往復を運行する予定。同社は「オレンジ色の車両と同様に、好評が得られれば」と話している。計画では、16年度までにさらに2編成を追加する。

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