430年以上の歴史があるといわれる福井県大野市の名物「七間朝市」が21日再開した。石畳の七間通りに約40店が並び、旬の食材や切り花などを買い求める観光客らでにぎわった。
通りの150メートルほどに、早朝から再開を待っていた農家の"おばちゃん"らが次々と店開き。フキノトウをはじめ、ダイコン、ネギ、豆類、さらに手芸品や木工品などが、ずらりと並んだ。
訪れた買い物客らは、久々に顔を合わすおばちゃんと「元気だった」「天気でよかった」と、会話を楽しみながら品定め。春の野菜など、お目当ての品を買い求めた。
午前9時ごろからは神事が営まれ、鏡開きと振る舞い酒で再開を祝った。陽明中吹奏楽部の演奏、もちまきも行われ、会場を盛り上げた。
運営する七間朝市出荷組合の福田敏男組合長は「人出の多い初日となり、ありがたい。新しい組合員も入り、品ぞろえも増えた。今年1年、しっかり盛り上げていきたい」と話していた。
この日は、雪のために休館していた越前大野城と、市民有志らでつくる「越前こぶし組」の人力車運行も再開した。朝市は大みそかまで無休、午前7時から同11時ごろまで。