県営松本空港(松本市)発着の定期便を運航しているフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は23日、新たに導入した航空機を愛知県営名古屋空港(豊山町)で報道陣に公開した。FDAとしては9号機目で、機体は金色。25日から名古屋―青森、熊本など定期路線で運航させる。FDAによると、現時点で県営松本空港に初めて発着するのは4月3日の予定だ。
機種はブラジルの航空機メーカー、エンブラエルの小型ジェット旅客機「ERJ175」(全長約31メートル、全幅約28メートル、座席数84席)。FDAは保有機体を増やし、ビジネスや観光での地方路線の需要拡大に対応する。
新機体は19日にブラジルを出発し、スペインやベトナムなどを経由して23日に名古屋空港に到着。FDA社員らが拍手で出迎えた。
FDAは、既に運航している1〜8号機も黄色やピンクといったカラフルな機体が特徴。メンテナンスがしやすいことから、これまで同機種を導入している。