氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんの作品にちなんだ「藤子(A)ワールドまつり&百縁笑店街」は5日、藤子(A)さんの生家である同市の光禅寺や中心商店街、ひみ番屋街などを会場に開かれた。漫画キャラクターを探しながら問題を解くクイズラリーや、空き店舗前でのフリーマーケットなど多彩な催しがあり、県内外から訪れた大勢の人たちを楽しませた。
クイズラリーは番屋街、ひみ漁業交流館魚々座(ととざ)、光禅寺、商店街など7カ所に出題場所を設置。忍者ハットリくんの誕生日や「氷見のサカナ紳士録」のキャラクターの種類を尋ねたりする問題で、5問以上正解すると抽選で景品をプレゼントした。
光禅寺では、プロゴルファー猿の必殺ショットに挑む「旗つつみチャレンジ」、喪黒福造の決めぜりふで大声を競う「叫ぶせぇるすまん どーん・どん大会」を行い、親子連れらが歓声を上げて楽しんだ。庫裏で藤子さんゆかりの作品が観賞でき、無料のニンニンタクシーなどもあった。
「百縁笑店街」は、参加した約30店がお得な100円商品、500円商品、目玉商品を用意。スタンプラリー抽選会も行われ、大勢の人でにぎわった。フリーマーケットは洋服や雑貨、手作り小物などの8店が出店した。