福井の観光プランについて商談を進める参加者=22日、東京都内のホテル

福井の観光プランについて商談を進める参加者=22日、東京都内のホテル

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北陸新幹線客を取り込め! 福井県が東京都で観光商談会

福井新聞(2015年5月25日)

 福井県と福井県観光連盟は22日、観光商談会を東京都内のホテルで開いた。北陸新幹線の金沢開業で北陸地域に注目が集まる中、観光客を福井へ引き込もうと首都圏の旅行業者らに福井の魅力をアピールした。

 都内での商談会は9年前から開いている。県内から宿泊施設や観光団体、自治体など31社・団体の49人、首都圏の旅行会社からは34社71人が参加した。

 同連盟の前田健二副会長はあいさつで「新幹線の開業以来、金沢から芦原温泉や永平寺、一乗谷朝倉氏遺跡などに足を延ばす観光客が増えるなど、福井の観光にとっても今までにない動きをみせている」と報告。「越前がにに代表される日本海の豊かな食や観光資源がたくさんある。福井の魅力を知ってもらい、多くの人に訪れていただきたい」と呼び掛けた。

 プレゼンテーションでは、佐々木康男県観光営業部長が▽美観▽美食▽美心▽美湯―の五つのテーマに分けスライドを使って説明。年間70万人が来館する県立恐竜博物館や今年開湯130年を迎える芦原温泉など本県の観光資源をアピールしたほか、福井の食や歴史、自然を満喫する秋、冬のモデルコース、福井を起点に京都や岐阜への広域観光ルートも提案した。

 参加者はテーブルに分かれ、旅行会社の担当者らにパンフレットや写真を見せながら観光プランを勧めていた。

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