伝統的な織物・絣(かすり)を現代風にアレンジした衣服を紹介する「絣の衣展」(福井新聞社後援)が7日、福井市三郎丸2丁目のギャラリー風遊舎で始まった。11日まで。
絣は藍色や黄土色などに染めた糸を織り、細かい模様を作り上げる伝統的な織物。色使いなど絣の良さを身近に感じてもらおうと同ギャラリーが企画した。
県外の服飾デザイナー2人が手掛けたスカートやベストなど約100点を展示。明治時代の布団や着物の生地など数種類を組み合わせたワンピース、かんざしやくしなど古風な柄をあしらったブラウスなどが並ぶ。
訪れた人は作品を眺めたり手に取ったりしながら、独特の風合いを楽しんでいた。