6日発売の雑誌「dancyu」の原稿を手にする市農業課の職員

6日発売の雑誌「dancyu」の原稿を手にする市農業課の職員

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飯田の焼き肉、全国区に!? 「dancyu」掲載、6日発売

信濃毎日新聞(2015年8月4日)

 食の雑誌「dancyu」(プレジデント社)の6日発売の9月号で、飯田の焼き肉文化が紹介される。同誌で人気の肉特集「ときめきの肉」に「長野には『焼肉の里』がある」と銘打って8ページにわたって掲載。関係者からは期待の声が上がっている。

 6月30日から7月2日にかけ、編集部の渡辺菜々緒さん(41)ら3人が飯田を訪ね、3日間で焼き肉や精肉の7店舗を取材した。渡辺さんは「本当に本当に驚きました。今までいろいろなお肉を食べてきたけれど、こんなに地元に浸透し、生活の延長線上にあるお肉は初めて」と話す。

 取材陣を驚かせたのは、鉄板やガスボンベを貸し出す精肉店のサービスや、飲み会の後の締めに焼き肉店に行くといった生活との密着度だ。取材を受けた飯田市農業課職員で「焼肉研究会」の事務局を務める三ツ井洋樹さん(26)は雑誌で、大学時代に先輩に連れられ初めて老舗焼き肉店「徳山」に行った「徳山デビュー」を語った。「大人の階段を上がったようでうれしかった。自分も憧れの徳山で焼き肉を食べられるようになったんだって」と話す。

 同課の林健吾係長(47)は「外から見ても飯田の焼き肉は面白いと感じてもらえた。9月の焼き肉ロックフェスに向け、弾みになってほしい」。880円(税込み)。6日から、書店やコンビニエンスストアなどで購入できる。

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