立山・室堂(2450メートル)から弥陀ケ原(1930メートル)にかけて紅葉が見頃を迎え、秋の大型連休(シルバーウイーク)の最中の21日、観光客らが鮮やかに色づいた山肌を眺め、雲上で秋の景観を満喫した。
室堂や弥陀ケ原では、朝から大勢の観光客が散策する姿が見られた。家族6人で訪れた神奈川県藤沢市の喜多さなえさん(75)は、「ナナカマドの赤色とミネカエデの黄色がハイマツの緑色に映えて美しい。見事な景色」と話した。
立山自然保護センターによると、ことしの紅葉は去年より1週間ほど早いという。室堂周辺は月末までが見頃。弥陀ケ原は来月上旬まで楽しめそうだという。